【美人女子アナの沈黙 第6巻 大胆衣装で街中ロケ 2】海老沢 薫
深夜番組のロケのため女芸人の楠山エリと共に海辺の長閑な町へとやって来た人気女子アナの吉川美桜。
弱みを握られている楠山に脅迫され、美桜はあろうことか真っ白な極小ビキニ姿で町中を歩き周り取材する羽目になる。
人通りのほとんどない町中でようやく見つけた地元の老婆に美桜が思い切って取材をしていると、どこからともなく祭り囃子と大勢の人々の威勢の良い掛け声が聞こえ・・・。
その瞬間、美桜はこの静寂に包まれた長閑な町にただならぬ事が起きようとしているのを直感した。
そして、美桜は一刻も早くこの場から立ち去ろうと考えたが、一緒にいる女芸人の楠山はそれを許さなかった。
すると、祭り囃子と威勢の良い掛け声はだんだん大きくなり、ついに美桜の目の前に法被姿の男女が現れたのだった。
「オイ見ろよ、あそこにとんでもない美人が立っているぞ!」
「しかも、スゲぇ恰好してるじゃねぇか!」
「アレ?良く見たら女子アナの吉川美桜ちゃんじゃねぇか!」
破廉恥極まりない極小ビキニ姿を大勢の法被姿の男女に目撃されてしまった美桜。
そして、田舎では見慣れないセクシーな水着姿の美女が毎朝テレビで観ている人気女子アナだと分かると、法被姿の男達は異様なまでに興奮し、さらに女芸人の楠山がそんな男達を焚き付けると、美桜は祭りの目玉とも言える荘厳な山車の上に昇らされ、そこで踊る羽目になるのだった。
「いいぞ!もっと振りまくれ!」
「美桜ちゃん、随分エロい腰使いだね!」
「美桜ちゃんて、いつも真面目な顔でニュース読んでいるけど、本当はドスケベだったんだな!」
「キャッー厭らしい!」
「よっ、このお祭り女!」
法被姿の男女から心ない声が飛び交う中、山車は美桜を乗せたまま通りを進み出し、哀れな人気女子アナは海辺の長閑な町で町内引き回しの刑に処される事になるのだった。
[目次]
第1章 極小ビキニ姿でリポート
第2章 祭りに強●参加させられる美人女子アナ
第3章 町内引き回しの刑
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